本文へ

診療科・部門
Department Information

耳鼻咽喉科

トピックス

  • 鼻副鼻腔外来

    2023.02.08

    詳細へ

  • 当医療センターでのアレルギー性鼻炎に対する手術

    2023.02.08

    詳細へ

  • 好酸球性副鼻腔炎外来開設のお知らせ

    2023.02.08

    詳細へ

  • 好酸球性副鼻腔炎とは?

    2023.02.08

    詳細へ

  • デュピルマブについて

    2023.02.08

    詳細へ

  • 当医療センターでの耳下腺腫瘍手術

    2023.02.08

    詳細へ

  • いびき・睡眠時無呼吸の簡易診断

    2023.02.08

    詳細へ

  • 診療実績(耳鼻咽喉科)

    2023.02.08

    詳細へ

  • 本邦初!順天堂大学が医学部附属3病院で指定難病「好酸球性鼻副鼻腔炎」の専門外来を設立別ウィンドウで開く

    2022.03.22

    詳細へ

トピックス一覧へ

診療科紹介

外来診療

常勤医3名にて一般外来診療を行っております。耳・鼻・のどの症状の他、めまいや顔面神経麻痺などを対象に診察いたします。
各疾患に対して、実際に患者さんご自身の目で状態をご理解いただけるように、必要に応じて電子スコープを用いて病変を撮影します。さらに、各種画像検査や血液検査を施行し、症状の精査を行います。

入院診療

常勤医師3名により病棟を担当しております。
手術を予定している方の他、咽頭痛のため飲食ができない方、強いめまいで帰宅困難な方など、安心してご帰宅できるように治療を行います。また、突発性難聴の方に対して、入院の上で連日ステロイド剤の鼓室内注入(鼓膜に注射して薬を入れます)を行います。必要時には他科医師との連携のもと、診察いたします。

専門外来

対象疾患

耳疾患

最も多いのが難聴です。加齢に伴う加齢性難聴が多いですが、中には突発性難聴中耳真珠腫など他の疾患の可能性もあります。加齢性難聴は認知症の進行のリスク因子として最も重要です。積極的な補聴器の導入によって日常会話を円滑に保つことが、認知症の予防や進行阻止に必要です。当科では患者様に最適な補聴器を選定しています。また、高齢者における突発性難聴では通常のステロイド内服だけでは治療効果が少ないので、入院でのステロイド剤の鼓室内注入(鼓膜に注射して薬を入れます)が推奨されます。

耳鳴は難聴の随伴症状である可能性があります。当科では聴力検査やティンパノグラムの他、必要に応じて側頭骨CT検査で中耳や内耳の評価を行います。日常生活に支障をきたすようであれば補聴器外来へご案内いたします。

耳漏でお困りの場合、耳掃除などの刺激が原因となって起こる外耳炎外耳道真菌症のことが多いです。近年テレワークに伴いイヤホンを使用する機会が増加しており、外耳炎が増えております。一方で、鼓膜穿孔を伴う慢性中耳炎のこともあります。耳漏の量に応じて細菌培養検査を施行して、原因となっている細菌の同定に努めます。

歳を重ねるとめまいを起こすことも多くなります。最も怖いものが脳幹梗塞や小脳出血などの中枢性めまいです。呂律障害や四肢のしびれ・麻痺を伴う場合や歩けないほどのめまいの場合は中枢性めまいの可能性がありますので、当科受診前に他科受診をご検討ください。一方で起き上がる時や寝返りを打った時など、頭を動かしたことによって回転性めまいを自覚する場合や耳鳴・難聴を伴うめまいは、良性発作性頭位めまい症メニエール病の可能性があります。聴力検査の他、フレンツェル眼鏡を用いて、診察室で眼振を観察して診断します。

鼻疾患

鼻汁・鼻閉・くしゃみの3症状がある場合、花粉症に代表されるアレルギー性鼻炎の可能性が高いです。血液検査でアレルギーの精査を行うことができます。基本的には薬(内服薬や点鼻薬)で症状は改善しますが、薬がなかなか効かない場合は手術も選択肢の1つに挙げられます。

鼻汁鼻閉の際に他の原因として挙げられるものが慢性副鼻腔炎です。膿主体の黄色の鼻汁や頭や頬部の重さが特徴で、鼻内所見や副鼻腔CT検査をもとに診断します。慢性鼻副鼻腔炎には、鼻茸を伴わないタイプと鼻茸を伴うタイプの2種類がありますが、鼻茸を伴う副鼻腔炎の中でも再発しやすいと言われている難治性副鼻腔炎が、好酸球性副鼻腔炎と言われる副鼻腔炎です。詳細はトピックスの項をご参照ください。

のど疾患

咽頭痛に発熱を伴う場合、扁桃炎の可能性があります。血液検査や細菌培養検査を併用して精査します。また、飲食困難や呼吸苦を伴う場合、扁桃周囲膿瘍急性喉頭蓋炎の可能性があり、この場合入院加療が必要になります。このような疾患を見落とさないためにも、咽頭痛を訴える方には全例電子スコープを用いて診察します。

頸部腫脹の場合、リンパ節腫脹の他に腫瘍性病変の可能性があります。血液検査の他、毎週水曜日の午前中に施行できる超音波検査で精査いたします。超音波検査の際に必要があれば細い針で腫瘍の細胞を一部吸引して病理検査へ提出する「穿刺吸引細胞診」を施行します。

声が枯れてしまういわゆる嗄声の多くは、声を酷使することが原因で起こる声帯炎で、声を出さないように過ごすと自然に治癒します。一方、声帯ポリープポリープ様声帯喉頭肉芽腫喉頭乳頭腫声帯麻痺など、嗄声の原因となる疾患は様々なので、電子スコープを用いて声帯をしっかり評価することが必要になります。

飲み込みづらさのどの違和感の場合、最も怖いものが咽頭癌喉頭癌です。電子スコープを使用した観察に加え、血液検査やCT・MRIで精密に検査します。

その他

顔が動かしづらい場合、顔面神経麻痺の可能性があります。Bell麻痺(原因不明の顔面神経麻痺)やRamsay-Hunt症候群(耳の痛みやめまい・難聴を伴う顔面神経麻痺)のことがほとんどですが、ごく稀に脳幹梗塞顔面神経鞘腫の場合もあるので、必要に応じてMRI検査を行います。治療はステロイド薬の内服になりますが、糖尿病の合併がある場合は入院加療が必要となります。

日中の眠気睡眠時の無呼吸いびきは、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。正確な診断のために、一泊二日の入院で終夜ポリソムノグラフィー(PSG)検査が必要です。PSGは1泊2日の入院検査で、主に土日に行います。症状やPSGによる重症度に応じて治療方法を選択します。治療方法は、鼻閉が原因の場合は点鼻薬などの投薬治療や手術、軽症から中等症の場合はマウスピースなどの口腔内装具、中等症から重症の場合は持続陽圧呼吸療法(CPAP)などが挙げられます。

スタッフ紹介

池田 勝久

池田 勝久
(いけだ かつひさ)

卒年
1981年
大学
東北大学卒
役職
順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学 特任教授
専門分野
耳鼻咽喉科学頭頸部腫瘍、外科学上気道アレルギー学気管食道科学
学会・資格
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本気管食道学会認定医
日本アレルギー学会認定医
日本耳科学会 耳科手術暫定指導医
日本鼻科学会 鼻科手術暫定指導医

日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 理事
日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会 理事
日本レーザー医学会 理事
日本耳鼻咽喉科学会 評議員
松野 栄雄

松野 栄雄
(まつの ひでお)

卒年
1990年
大学
金沢医科大学大学院
役職
順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学 准教授
専門分野
アレルギー性鼻炎治療(粘膜下下鼻甲介骨切除術)口蓋扁桃摘出術閉塞性睡眠時無呼吸手術
学会・資格
日本アレルギー学会専門医
日本耳鼻咽喉科学会専門医・指導医
日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医
日本気管食道科学会専門医
日本抗加齢医学会専門医
山名 奏季

山名 奏季
(やまな かなき)

卒年
2021年
大学
山梨大学
役職
順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学 助手
専門分野
耳鼻科一般
石川 数馬

石川 数馬
(いしかわ かずま)

卒年
2018年
大学
岩手医科大学
役職
順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学 助手
専門分野
耳鼻科一般

診療日

赤字:女性医師

※横スクロールができます

午前 池田 勝久
 
山名 奏季
石川 数馬
 
山名 奏季
松野 栄雄 池田 勝久
 
石川 数馬
甲状腺
石川 数馬
 
池田 勝久
 
松野 栄雄
 
芳川 瑛久
 
小島 崇史
 
好酸球性副鼻腔炎外来
(池田 第1,3週)
交代医
午後 石川 数馬
 
山名 奏季
石川 数馬
 
池田 勝久
山名 奏季
 
石川 数馬
山名 奏季