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ボツリヌス治療外来
専門外来 リハビリテーション科
2023.02.08
ボツリヌス治療とは脳卒中、頭部外傷、脊髄損傷、脳性麻痺等による上下肢痙縮症状(筋肉のつっぱり)に対して、筋肉の緊張を和らげる薬剤(ボツリヌス製剤)を注射して症状を和らげる治療法です。
上下肢の痙縮により、手の指が開かない・爪が食い込んで痛む、肩や肘が伸びにくくて着替えがしにくい・介助するのが大変、歩くときの姿勢が偏って歩きにくい、足首が突っ張って歩きにくい・装具が合わない、などの症状がございましたら、ご相談ください。
診療日時 | 月曜日13:00~15:00 |
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予約受付 | 医事課予約係 03-5857-5111(受診予約専用) |
なお、ボツリヌス治療外来(火曜午後)は予約制で行なっておりますので、まずは紹介状をご持参の上、月、火、木、金午前のリハビリテーション科外来(高倉医師)をご受診ください。治療を開始する前に、治療の流れについてご説明を行った後、実際の注射の日程を含め治療計画を立てていきます。2回目以降の注射についても、外来に定期的にご通院いただく中で症状の変化を確認しながら、治療を継続してまいります。
手関節や手指の拘縮(いわゆる握りこぶし状変形)の場合、ボツリヌス治療後の効果を持続させて手関節や手指を良い状態に保つためにも、装具の使用が効果的です。当科では手関節装具(カックアップスプリント)や、手指の動的装具(スパイダー装具)なども随時処方・作製をしておりますのでご相談ください。装具をご希望の場合は、金曜日のブレースクリニック (補装具外来)で、専門の義肢装具士が採寸のうえ装具作製を行っております。