トピックス（膠原病内科）

関節リウマチの診療については2000年以降、生物学的製剤や低分子化合物といった薬剤により今まで効果不十分であった症例においても効果が期待できるようになりました。また、治療方法についても現在確立されており、当医療センターでも積極的に導入し劇的な効果を上げています。さらに、全身性エリテマトーデスや血管炎の治療についても各種免疫抑制剤、生物学的製剤の導入治療により予後の改善がみられています。
関節超音波検査にも当科は力を入れており、診断、疾患活動性評価、治療効果判定を行っております。触診だけでは判らない微々たる炎症も関節超音波では検知することが可能であり、関節リウマチやその他関節炎を伴う疾患の鑑別診断にも役立ちます。毎週水曜日に検査を施行しております。検査のみのご紹介も積極的にお受けしております。
以前は関節リウマチ患者の生物学的製剤の導入については短期入院をしていただいておりましたが、現在は初回から外来で治療開始可能となりました。また、患者さんの状態に応じて病態評価、新規治療導入の際に入院での加療も可能ですのでご相談ください。

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