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ICM 2025(整形外科感染に関する国際コンセンサス会議)に参加しました

2025.07.30

2025年5月8日〜10日、トルコ・イスタンブールにて開催された「International Consensus Meeting on Musculoskeletal Infection 2025(ICM 2025)」に、当医療センターの整形外科の本間康弘医師が日本からの代表団の一員とて参加しました。

ICMは、整形外科領域における人工関節感染などの感染症対策について、世界中の専門家が一堂に会し、最新のエビデンスを基に治療方針を協議・策定する、国際的に重要な学術会議です。

今回の会議には、本間医師のほか、順天堂大学全体から若手医師3名(当医療センターの宮本哲医師、順天堂大学整形外科学講座の田代憲医師・堀田理駆医師)も同行し、現地での議論や発表を通して国際的な整形外科感染症診療の最前線に触れる貴重な機会となりました。

会議では、最新の治療法から標準的治療に至るまで、幅広いトピックに関して多くの発表が行われ、それに対して各国の医師が活発な議論を交わしました。臨床現場に即した具体的な提案が多く、非常に実りある内容となりました。

今後は、今回得られた知見や議論を各順天堂関連施設に持ち帰り、順天堂全体における整形外科関連感染症診療の質の向上に役立ててまいります。
なお、当医療センターでは、「人工股関節術後お悩み・お困りごと外来」を第二・第四月曜日の午後(完全予約制)に実施しています。術後感染でお困りの方も当外来で診察しておりますので、受診を検討される方は、予約係(03-5857-5111)までお電話いただけたらと思います。

文責:宮本哲

順天堂大学からの参加者での集合写真